記録的少雨で貯水不足となっている福島県天栄村の羽鳥ダムについて、農業用水を管理している矢吹原土地改良区(理事長・蛭田泰昭福島県矢吹町長)は18日、農業用水の供給を停止した。
今年は5月1日の取水開始から貯水率が低く、計画的に断水しながら白河、須賀川、矢吹、鏡石、泉崎の5市町村に供給していたが、貯水率は回復しなかった。18日午前8時現在の貯水率は16・4%だった。
土地改良区副理事長の佐藤幸一郎さん(76)によると、供給管内は周辺に河川がないため水をくみ上げることができないという。佐藤さんは「雨を待つしかない」と話した。
矢吹町の農家斎藤常治さん(76)によると、コメのもみが肥大し、充実する「登熟期」を迎え、十分な水がほしい時期だという。供給管内では過去にも不足に悩まされている。斎藤さんは「羽鳥ダムの水だけでは足りない。行政は対策を考えてほしい」と訴えた。
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