富山市の藤井裕久市長は4日、市役所で定例会見した。能登半島地震を受け、市内での被害状況や市の対応を説明。支援物資の供給遅れを課題に挙げ「今後は、市内のブロック別に備蓄品の拠点を設け、住民が取りに行けるようにするなどの対応を考えたい」と述べた。
市内では、4日までに公共施設の破損が124件、設備故障が71件、道路の液状化が25件、隆起やひび割れが68件確認された。罹災証明書の交付申請は67件寄せられた。避難所を最大で84カ所開き、約8100人が避難した。
市長は、多くの避難所を開設したことで毛布や水、食料の供給が進まず、日付が変わってから供給できたケースがあったほか「届くのが遅い」という苦情も寄せられたとした。
4日から氷見市に給水車を派遣し、今後、市職員6人が同市に応援に出向くことも説明した。被災者の受け入れをできないか調査もしているとした。
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