債券相場は下落。米国市場で長期金利が上昇したことに加えて、超長期ゾーンの需給懸念も根強く、売り圧力がかかった。この日に実施された超長期債対象の流動性供給入札結果はやや弱めとの見方が出ていた。
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市場関係者の見方
バンク・オブ・アメリカの大崎秀一チーフ金利ストラテジスト
- お盆休みで市場の流動性が低下する中、超長期債の入札が9月上旬まで続くことへの懸念もあり、海外金利上昇と需給懸念から相場は強くならない
- 押し目買い需要が利回り上昇を抑制するものの、入札をこなすたびに、じりじり上昇する可能性がある
- 米国債市場も発行増加に対する懸念があり、リスクオフ材料があるのでどんどん金利が上昇していくとはみていないが、米10年金利は0.6%が下限か
- 短期国債の発行が多いので、短期から中期まで金利上昇圧力が波及しており、日銀が短国買い入れを増やさないと先物や10年まで波及する可能性も
流動性供給入札
- 対象は残存期間15.5年超39年未満
- 応札倍率は2.03倍と、同年限の前回入札の2.41倍を下回る
- 最大利回り差はプラス0.014%、平均利回り差はプラス0.009%
- バンク・オブ・アメリカの大崎氏
- 無難な範囲の結果と言えるが、応札倍率が低下し、利回り水準も予想より若干高めだった
- 備考:流動性供給の過去の入札結果
背景
新発国債利回り(午後3時時点)
2年債 | 5年債 | 10年債 | 20年債 | 30年債 | 40年債 | |
---|---|---|---|---|---|---|
-0.120% | -0.085% | 0.035% | 0.415% | 0.590% | 0.610% | |
前日比 | 横ばい | +1.0bp | +1.0bp | +2.0bp | +2.5bp | +1.5bp |
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August 11, 2020 at 02:48PM
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債券下落、米金利上昇や超長期債の需給懸念でー流動性入札結果は弱め - ブルームバーグ
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