新型コロナウイルスの流行は、睡眠にも影響を与えている。感染や先行きへの不安感に加え、在宅勤務などで生活リズムが崩れることも原因の一つ。安眠や快眠を取り戻すため、「スリープテック」を取り入れてはいかがだろうか。
今年８月、マーケティング会社ヒュプノスが１０～７０歳代の約１０００人に行った調査では、４５・６％が「（コロナ禍で）睡眠時間が変化した」と回答した。長くなった人、短くなった人がほぼ同数だったが、ともに「生活リズムが崩れた」「コロナ関連のストレスや不安」との理由が目立つ。
睡眠不足は「負債」として蓄積され、体の不調につながるため、注意が必要だ。アスリートなどの睡眠指導を手がける福田英宏氏は、〈１〉寝付く１時間半前に短時間入浴する〈２〉１時間前にはスマホの電源を切る――といった環境作りの大切さを説く。その上で、「安眠グッズを上手に活用し、副交感神経を高めることも効果的だ」と指摘する。
眠りの質を高めるための技術や、ベッドや毛布といった寝具、カウンセリングなどのサービスはスリープテックと総称される。「Ｓｌｅｅｐ」と科学技術の「Ｔｅｃｈ」を合わせた造語で、２０２０年には市場規模が世界で８００億ドル（約８兆円）に達するとの試算もある。
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November 08, 2020 at 03:51PM
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先進技術の安眠グッズ…コロナ不安で高まるニーズ - 読売新聞
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