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Thursday, March 11, 2021

災害時の医療救護所に電力供給|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB

東京・練馬区は、大規模な災害が起きた際に区内の病院から近くの医療救護所に電力を供給できる新たな仕組みの運用を始めました。

10年前の東日本大震災の際、被災地の医療機関では停電で機器が使えなくなるところが出るなど、災害時の電力の確保が課題となりました。
こうした中、練馬区は、区内の災害拠点病院から近くの医療救護所に電気を供給する新たな仕組みの運用を今月1日から始めました。
これは順天堂大学医学部付属練馬病院が都市ガスを用いた自家発電システムを更新したことに伴って行われ、システムで発電した電力の一部を医療救護所として利用される中学校に供給します。
この中学校では災害時に治療の優先順位を決めるトリアージを行うことが想定されているほか災害時の避難所にもなっていて、区はこれまでの非常用発電機に比べて安定した電力を活用できるとしています。
病院での発電には災害時に影響を受けにくいガス管を使っているということで練馬区は、「首都直下地震も想定される中、非常用の電源を多元化する取り組みをさらに進めていきたい」と話しています。

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