ロシアによる軍事侵攻後、ウクライナの物資供給の重要拠点となっている西部の都市リビウで、石油貯蔵施設などが攻撃を受けた。
リビウで26日、石油貯蔵施設と防衛施設がロシア軍によるミサイル攻撃を受け、5人が負傷した。
リビウ市長は、ミサイルは、ロシアが強制的に編入したクリミア半島から発射されたとしている。
この直後に、現地で取材をしているジャーナリストが周囲の様子を語った。
リビウで取材中のジャーナリスト スベタ・リベットさん「まだ空襲警報が鳴っていて、みんなとても不安になっている。爆発音が聞こえていて、いつ終わるかわかりません」
こうした中、アメリカのバイデン大統領は、隣国・ポーランドの首都ワルシャワで、ウクライナから避難してきた人たちを前に演説し、ロシアのプーチン大統領を強く非難した。
アメリカ・バイデン大統領「この男(プーチン大統領)を権力にとどめておくわけにはいかない」
この演説の直後、ホワイトハウス高官は「ロシアの体制転換に言及したものではない」と釈明したが、ロシア大統領府のペスコフ報道官は、「バイデンが決めるものではない。ロシアの大統領はロシア人が選ぶ」と反発している。
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