Pages

Wednesday, August 3, 2022

【経済#word】#電力融通 大停電防止へ増強 供給面も課題 - 産経ニュース

電力の需要が増える夏や冬を中心に、電力不足が懸念される事態が常態化している。需給のバランスが崩れれば大規模停電につながるため、こうした事態を未然に防ぐために行われているのが、電力事業者間で電力を送り合う「電力融通」と呼ばれる対策だ。電力の安定供給のため、沖縄を除く全国の事業者間で支え合う仕組みだが、各電力のエリアを結ぶ連系線を使って融通できる電力には限りがあり、連系線強化など安定供給に向けた取り組みが急務となっている。

■3・11契機に創設

「無理のない範囲でできる限りの節電をお願いします」。6月27日から4日間、東京電力管内で電力不足が懸念されたことから、政府は電力需給逼迫(ひっぱく)注意報を出し、連日、東京電力と合同で1日2回の記者会見を開き、節電を呼びかけ続けた。

節電協力もあり結果的に停電などには至らなかったが、一時は電力の安定供給の目安である供給予備率3%を下回って1%台となる予測が示されるなど、深刻な状況に直面していた。このときにも、東電に対しては、東北電力や中部電力などから電力融通が行われ続けた。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 【経済#word】#電力融通 大停電防止へ増強 供給面も課題 - 産経ニュース )
https://ift.tt/G7IglaZ

No comments:

Post a Comment