[30日 ロイター] - 半導体受託製造で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は30日、部品供給業者の1社がサイバー攻撃を受け、この業者の企業データが流出したと発表した。
TSMC自体の業務や顧客情報には影響はない。供給業者へのサイバー攻撃を受け、TSMCは同業者とのデータ交換を停止したという。
からの記事と詳細 ( 台湾TSMCの部品供給業者、サイバー攻撃受けデータ流出 - ロイター (Reuters Japan) )
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[30日 ロイター] - 半導体受託製造で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は30日、部品供給業者の1社がサイバー攻撃を受け、この業者の企業データが流出したと発表した。
TSMC自体の業務や顧客情報には影響はない。供給業者へのサイバー攻撃を受け、TSMCは同業者とのデータ交換を停止したという。
ローソンは30日、豆乳から作ったスクランブルエッグ状の「代替卵」を使ったサンドイッチを7月4日に発売すると発表した。関東甲信越の1都9県にある約4800店で販売する。鳥インフルエンザの拡大に伴う鶏卵...
「永続地帯」研究の最新結果では、2022年3月末時点で稼働している再生可能エネルギー設備を把握し、その設備が年間にわたって稼働した場合のエネルギー供給量を推計しました(一部は実績値を採用)。
※「永続地帯(sustainable zone)」とは、その区域で得られる再生可能エネルギーと食料によって、その区域におけるエネルギー需要と食料需要のすべてを賄うことができる区域のこと
※「エネルギー永続地帯」とは、再生可能エネルギーで自給できる市町村のことで、域内の民生用+農林水産用エネルギー需要を域内で生み出された再生可能エネルギーで供給できる市町村のこと
※「電力永続地帯」とは、域内の民生用+農林水産用電力需要を上回る量の再生可能エネルギー電力を生み出している市町村のこと
※「永続地帯市町村」とは、域内の民生用+農林水産用エネルギー需要を上回る量の再生可能エネルギーを生み出している市町村であって、カロリーベースの食料自給率が100%を超えている市町村のこと
※「永続地帯2022年度版報告書」は下記サイトに掲載中
https://sustainable-zone.com/
今回の試算結果
今回の試算の結果、以下の事実が明らかになりました。
(1)再生可能エネルギーの供給量は2011年度に比べて約4倍に
2021年度は太陽光発電の伸びに支えられ、再生可能エネルギー電力は8.2%増加しました。固定価格買取制度の対象外である、再生可能エネルギー熱供給は4年ぶりに増加し、0.6%増加となりました。再生可能エネルギーの供給量は2011年度に比べて2021年度は約4倍になりました。
(2)地域的エネルギー自給率は秋田県が3年連続1位
地域的エネルギー自給率の都道府県別ランクで秋田県が前年度に続いて1位となりました。秋田県が自給率50%を超え、20県が30%を超えました。
地域的エネルギー自給率の都道府県別ランキング
1位 秋田県 53.6%
2位 大分県 49.6%
3位 群馬県 49.1%
4位 鹿児島県 49.0%
5位 宮崎県 47.8%
6位 三重県 44.0%
7位 福島県 41.5%
8位 岡山県 41.4%
9位 茨城県 40.5%
10位 栃木県 38.7%
(3)100%エネルギー永続地帯と電力永続地帯の市町村数は2011年度に比べて約4倍に
域内の民生・農林水産業用エネルギー需要を上回る地域的な再生可能エネルギーを生み出している市町村(エネルギー永続地帯、地域エネルギー自給率が100%を越える自治体)の数が、2021年度に195になりました。2011年度には50だったところ、2021年度に約4倍になったことになります。また、域内の民生・農水用電力需要を上回る量の再生可能エネルギー電力を生み出している市町村(電力永続地帯)は、326に増えました。
(4)再生可能エネルギーの供給は需要の19.2%に
日本全体での地域的な再生可能エネルギー供給は、2011年度に民生+農水用エネルギー需要の3.8%でしたが、2021年度には19.2%まで増加しました。
(5)永続地帯市町村数は、15増加して105に
エネルギー永続地帯195市町村のうち、食料自給率も100%を超えた市町村(永続地帯)は15市町村増加し、2021年度に105市町村になりました。
永続地帯市町村一覧(住み続けるために必要なエネルギーと食糧を地域で生み出すことができる市町村)
※下線は今回新たに永続地帯となった市町村
【北海道:14】稚内市、紋別市、茅部郡森町、檜山郡上ノ国町、久遠郡せたな町、磯谷郡蘭越町、虻田郡ニセコ町、虻田郡豊浦町、有珠郡壮瞥町、勇払郡安平町、様似郡様似町、河西郡更別村、中川郡豊頃町、白糠郡白糠町
【青森県:7】つがる市、西津軽郡深浦町、上北郡七戸町、上北郡横浜町、上北郡六ケ所村、下北郡東通村、三戸郡新郷村
【岩手県:5】八幡平市、岩手郡雫石町、岩手郡葛巻町、九戸郡軽米町、二戸郡一戸町
【宮城県:5】刈田郡蔵王町、刈田郡七ケ宿町、柴田郡川崎町、伊具郡丸森町、黒川郡大郷町
【秋田県:8】湯沢市、鹿角市、由利本荘市、潟上市、にかほ市、山本郡三種町、山本郡八峰町、雄勝郡東成瀬村
【山形県:3】西村山郡朝日町、最上郡大蔵村、飽海郡遊佐町
【福島県:4】南会津郡下郷町、河沼郡柳津町、西白河郡矢吹町、双葉郡川内村
【茨城県:4】北茨城市、稲敷市、桜川市、行方市
【栃木県:3】那須烏山市、塩谷郡塩谷町、那須郡那珂川町
【群馬県:4】吾妻郡長野原町、吾妻郡嬬恋村、吾妻郡東吾妻町、利根郡昭和村
【千葉県:1】長生郡長南町
【新潟県:1】中魚沼郡津南町
【富山県:1】下新川郡朝日町
【石川県:3】珠洲市、羽咋郡志賀町、羽咋郡宝達志水町
【長野県:5】南佐久郡小海町、南佐久郡川上村、上伊那郡飯島町、上水内郡信濃町、下水内郡栄村
【三重県:1】多気郡多気町
【鳥取県:2】西伯郡大山町、西伯郡伯耆町
【岡山県:7】真庭市、美作市、苫田郡鏡野町、勝田郡奈義町、久米郡久米南町、久米郡美咲町、加賀郡吉備中央町
【広島県:1】山県郡北広島町
【山口県:1】美祢市
【徳島県:1】阿波市
【香川県:1】仲多度郡まんのう町
【愛媛県:2】上浮穴郡久万高原町、西宇和郡伊方町
【高知県:1】幡多郡大月町
【福岡県:3】田川郡赤村、京都郡みやこ町、築上郡上毛町
【熊本県:9】菊池市、玉名郡和水町、阿蘇郡小国町、阿蘇郡産山村、阿蘇郡西原村、上益城郡甲佐町、上益城郡山都町、球磨郡錦町、球磨郡水上村
【大分県:2】豊後大野市、玖珠郡九重町
【宮崎県:2】串間市、児湯郡川南町
【鹿児島県:4】出水郡長島町、姶良郡湧水町、曽於郡大崎町、肝属郡南大隅町
こちら( https://bit.ly/3r7rtG7 )よりダウンロードいただくか、
下記のwebサイトにアクセスしてください。
・永続地帯 Web サイト https://sustainable-zone.com/
・環境エネルギー政策研究所 Web サイト https://www.isep.or.jp/
contact*sustainable-zone.com (*は@に変えてください)
千葉大学大学院社会科学研究院教授 倉阪秀史
NPO法人環境エネルギー政策研究所 松原弘直
2015年度版:太陽光発電の発電量が固定価格買取制度導入後5.5倍に。しかし、太陽熱利用は前年度比減少。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000072.000015177.html
2016年度版:4年間で国内の再生可能エネルギー供給は倍増。順調な電力供給の一方で、熱供給は2年連続減少。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000173.000015177.html
2017年度版:エネルギー永続地帯の市町村が1年で11増えて82に増加。この5年間で国内の再生可能エネルギー供給は約2.6倍に。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000267.000015177.html
2018年度版:エネルギー永続地帯の市町村が100に到達。この6年間で国内の再生可能エネルギー供給は約3倍に。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000339.000015177.html
2019年度版:再生可能エネルギーで電力を自給できる「電力永続地帯」の市町村が全国で1割超え
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000409.000015177.html
2020年度版:固定価格買取制度の導入後はじめて風力発電・地熱発電の伸び率が太陽光発電を上回る
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000485.000015177.html
2021年度版:エネルギー自給率100%を越える自治体が全市町村の1割に到達
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000595.000015177.html
チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツは29日、イタリアのタイヤメーカー、『Pirelli(ピレリ)』との間で『Moto2™』と『Moto3™』のタイヤ供給に関して、2024年から2026年まで、3年間の契約を締結したと発表。独占的タイヤサプライヤーとして、来年からチャンピオンシップを参戦することになった。
ダイヤモンド編集部
世界中の各産業から引き合いが強く、長らく好況が続いている半導体業界。日本勢が強みを持つのは半導体製造装置の分野だが、この領域を中心に「5年後も期待大」といえる3社をセクターアナリストが分析。市場で懸念されている供給過剰リスクの行方は?特集『円安・金利高・インフレで明暗くっきり! 株価・給料・再編 5年後の業界地図』(全24回)の#19では、東京エレクトロンやレーザーテック、アドバンテストやルネサスエレクトロニクスなど半導体関連各社の収益動向、待遇を解剖する。(ダイヤモンド編集部 竹田幸平)
※2022年6月30日に公開した有料会員向け記事を、期間限定で無料公開!全ての内容は取材当時のままです。なお、7月中旬から特集『5年後の業界地図2023年版』がスタートします。ご期待ください!
半導体産業が歴史的な好況に沸いている。直近の2022年3月期決算では、半導体製造装置を手掛ける東京エレクトロンやアドバンテストなどが軒並み最高益を更新。半導体メーカーのルネサスエレクトロニクスは22年1~3月期決算で史上初めて、四半期で営業利益が1000億円を超えた。
世界的な半導体不足、裏返せば需要が引きを切らない絶好調が続いているが、市場には一つの不安が渦巻く。それは、需要に対応すべく各社が新たな生産能力を急増し、むしろ24年にも「供給過剰に陥るのではないか」との懸念だ。
今のところ装置メーカー側は強気を貫く。ただ数年前には、記憶用半導体であるNAND型フラッシュメモリーの領域で、市場が不安視した供給過剰リスクが顕在化。会社側より市場の方が先見の明があったという過去もあり、足元の両者のギャップに一抹の不安が漂う。
供給過剰リスクはどれほど大きいのか。次ページでは、半導体セクターを担当する大和証券の杉浦徹アナリストが、需給の凹凸を乗り越え、今後5年の伸びに期待できると考える3社を開陳。その理由のほか、東京エレクトロンやレーザーテック、アドバンテストやルネサスエレクトロニクスなど半導体関連各社について、5年先までの予想利益や収益性、待遇の動向について一挙に明らかにしていこう。
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半導体業界、供給過剰リスクでも「5年後に期待大」はどこ?図表の詳細を次のページで公開!
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ダイヤモンド編集部
世界中の各産業から引き合いが強く、長らく好況が続いている半導体業界。日本勢が強みを持つのは半導体製造装置の分野だが、この領域を中心に「5年後も期待大」といえる3社をセクターアナリストが分析。市場で懸念されている供給過剰リスクの行方は?特集『円安・金利高・インフレで明暗くっきり! 株価・給料・再編 5年後の業界地図』(全24回)の#19では、東京エレクトロンやレーザーテック、アドバンテストやルネサスエレクトロニクスなど半導体関連各社の収益動向、待遇を解剖する。(ダイヤモンド編集部 竹田幸平)
※2022年6月30日に公開した有料会員向け記事を、期間限定で無料公開!全ての内容は取材当時のままです。なお、7月中旬から特集『5年後の業界地図2023年版』がスタートします。ご期待ください!
半導体産業が歴史的な好況に沸いている。直近の2022年3月期決算では、半導体製造装置を手掛ける東京エレクトロンやアドバンテストなどが軒並み最高益を更新。半導体メーカーのルネサスエレクトロニクスは22年1~3月期決算で史上初めて、四半期で営業利益が1000億円を超えた。
世界的な半導体不足、裏返せば需要が引きを切らない絶好調が続いているが、市場には一つの不安が渦巻く。それは、需要に対応すべく各社が新たな生産能力を急増し、むしろ24年にも「供給過剰に陥るのではないか」との懸念だ。
今のところ装置メーカー側は強気を貫く。ただ数年前には、記憶用半導体であるNAND型フラッシュメモリーの領域で、市場が不安視した供給過剰リスクが顕在化。会社側より市場の方が先見の明があったという過去もあり、足元の両者のギャップに一抹の不安が漂う。
供給過剰リスクはどれほど大きいのか。次ページでは、半導体セクターを担当する大和証券の杉浦徹アナリストが、需給の凹凸を乗り越え、今後5年の伸びに期待できると考える3社を開陳。その理由のほか、東京エレクトロンやレーザーテック、アドバンテストやルネサスエレクトロニクスなど半導体関連各社について、5年先までの予想利益や収益性、待遇の動向について一挙に明らかにしていこう。
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[東京 26日 ロイター] - 半導体素材大手のJSRが官民ファンドの資金を使って非上場化を目指すのは、半導体を重要物資とみなし、関連産業の強化に動く日本政府の戦略と符号する。日本の半導体材料メーカーは高い市場シェアを持つものの、個々の企業規模はそれほど大きくないことから、競争力の維持を狙う政府が「国策」として囲い込もうとしているとの見方が専門家の間や市場で広がっている。
JSRは24日、産業革新投資機構(JIC)による同社買収案を26日の取締役会に付議すると発表した。日本経済新聞などによると、経済産業省が所管するJICがJSRを完全買収して非上場化する。
事情を知る政府関係者によると、今回話を持ち掛けたのはJSR側。同社が手掛けるフォトレジストは半導体の性能を左右する微細化技術に重要な材料で、今後も市場の拡大が見込まれる。同社は世界シェア3割を握るトップメーカーだが、半導体の需要が拡大を続け、高性能化が進む中、増産と開発投資がさらに必要になると解説する。
JSRは合成ゴムのエラストマー事業をENEOSホールディングスに売却するなど、半導体の素材事業に資源を集中しようとしているが、「売り上げ規模がかなり小さくなってしまった」と、英調査会社オムディアの杉山和弘氏は指摘する。杉山氏は、レジストの将来性が注目される中、昨年来、買収されやすいという懸念が社内でも出ていたとした上で、「日本政府としても機微技術の海外流出を阻止しようとなったのではないか」と語る。
前出の政府関係者はJICが主導した案件ではないとするものの、専門家や市場はそう受け止めていない。半導体供給網の強靭化を目指す経産省は2030年に国内半導体企業の売上高を現在の約3倍の15兆円に引き上げる目標を掲げており、「国が日の丸半導体を復活させていこうという中で、材料が非常に重要でサポートしていくということだろう」と、SBI証券の澤砥正美シニアアナリストは話す。
政府の介入で業界再編が進むとの思惑から、26日の東京株式市場でJSR株は買い気配のまま、フォトレジストを手掛ける競合の東京応化工業は急騰した。信越化学工業も一時3%高となった。
東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センターで副センター長を務める品田高宏教授は「日本は半導体材料に昔から強いと言われている」とした上で、「今回の動きが政府戦略の一環で、サプライチェーンを国策化していく布石なのだとしたら、韓国に輸出規制をしたフッ化水素なども対象になっていく可能性がある」と語る。
JSR、JIC、経産省いずれのコメントも現時点で得られていない。
(浦中美穂、ティム・ケリー、久保信博 編集:石田仁志)
オレンジ果汁が今年に入り、世界的な供給不足に直面している。背景には、原産国として知られるブラジルや米国での天候不順や、柑橘(かんきつ)類特有の病害の流行が指摘されている。供給量の逼迫(ひっぱく)を受け、オレンジジュースを取り扱っている国内の飲料メーカーでは一時的な販売停止や、値上げに踏み切るなど影響が出始めている。
日本国内の果樹産業を支援する公益財団法人「中央果実協会」(東京)によると、オレンジは主に果汁(ジュース)用として使用されているバレンシアオレンジと、生食用のオレンジ(ネーブルオレンジなど)に分類される。
国連食糧農業機関(FAO)の統計データベースによると、2021年のオレンジ(生食用も含む)の生産量はブラジル(約1621万トン)が世界1位。インド、中国も生産量が多く、米国も主要原産国として知られる。
オレンジの近況について、中央果実協会は「ミカンキジラミなどの小さな昆虫が媒介するカンキツグリーニング病(症状が進むと落果し、最終的に枯れてしまう病害)が、ブラジルや米国で今年に入り拡大している」として、生産量に影響が出ていると指摘。さらに、「米国ではハリケーンなどの天候不順も大きな影響を与えており、現在は輸出量よりも輸入量の方が目立っている」という。
オレンジの世界的な供給不足は、日本国内の大手飲料メーカーにも波及している。
キリンビバレッジは5月、「トロピカーナ 100% まるごと果実感 オレンジ」(900ミリリットル)の販売を6月1日から7月31日まで休止すると発表。再開する8月1日納品分からは、希望小売価格を281円から378円に引き上げることも明らかにした。同社は「オレンジ果汁の調達が困難となっていることや、これまで行ってきた企業努力だけではコスト上昇分を吸収することが困難と判断した」としている。
また、雪印メグミルクは「Dole オレンジ100%」(1000ミリリットル、450ミリリットル)の販売を、4月上旬から休止。理由について同社は「ブラジルの今年1月の大雨の影響、米国の昨年のハリケーンの影響で世界的に(果汁用オレンジが)足りない状況になっており、安定的な原料確保と販売が難しいため」と説明し、「販売再開のめどは現在未定」(同社)だという。
中央果実協会は「今後は北半球から南半球に収穫期が移行するが、(果汁用オレンジの供給量は)逼迫した状況が当面の間は続くかもしれない」としている。(浅野英介)
ソニーグループは、半導体受託生産の世界最大手、台湾のTSMCが熊本県で2つ目の工場の建設を検討していることについて、日本の半導体の安定供給につながるという見方を示しました。
台湾のTSMCは、日本で初めての工場をソニーグループなどと共同で熊本県に建設中で、日本で2番目となる工場の建設も検討していることを明らかにしています。
ソニーグループは、TSMCから半導体部品を調達していますが、これに関連し、ソニーセミコンダクタソリューションズの清水照士社長は、オンラインで開いた会見で、この工場が建設された場合、台湾からの調達を日本国内に切り替えることが可能になるという見方を明らかにし、半導体の安定供給に期待感を示しました。
一方、ソニーグループは、半導体事業で、来年度から2026年度までの3年間に9000億円規模の設備投資を行う方針です。
これについては、長崎県にある工場で現在、進めている設備増強に加えて、熊本、大分、山形などの各県にある工場についても設備投資を進めていく方針を明らかにしました。
現在、スマートフォンのカメラ向けが中心となるイメージセンサーについて、自動車向けを強化し、現在は25%の世界シェアを2025年度に39%に引き上げる目標を掲げています。
ロシアは来年、ウクライナ経由の欧州への天然ガス供給を停止する可能性があると、ウクライナのハルシチェンコ・エネルギー相が英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)に語った。
戦争が続いていることを踏まえれば、ウクライナ経由でのガス供給契約更新でウクライナとロシアが合意する公算は小さく、契約が切れる2024年末までにロシア産ガスの供給が止まるかもしれないと同相は指摘。ウクライナは供給停止に備えていると明らかにした。
ブルームバーグはウクライナのエネルギー省ヘの取材を一般的な業務時間外に試みたが、連絡は取れなかった。
ロシア大統領府によれば、クリミアとヘルソンのロシアが占拠した地域を結ぶ複数の橋がミサイルで攻撃されたという。
米国はロシアの侵攻によって壊滅的な被害を受けたウクライナの復興を図るため、追加で13億ドル(約1840億円)を供与すると発表した。
原題: Ukraine Recap: Russia Gas Flows Through Ukraine May End in 2014、Ukraine Says Russia Gas Transit Likely to End in 2024, FT Says (抜粋)
パナソニックホールディングス(HD)傘下で、電気自動車(EV)向けの車載電池をつくるパナソニックエナジーは21日、マツダと電池供給に関する中長期のパートナーシップ構築に向けた協議を開始したと発表した。契約が締結されれば、同社が国内の自動車メーカーに円筒形のEV用電池を本格的に供給する初の事例となる。
パナソニックエナジーは米テスラを中心にEV用電池を供給しており、北米で高いシェアを占める。マツダが2012(平成24)年に法人向けにリース販売した「デミオEV」にパナソニック製電池が使われていたことから、今回のパートナーシップ構築の検討につながった。
マツダが20年代後半に投入予定のEVへの搭載を視野に入れており、電池は日本と北米の拠点から提供される見込み。今年中に正式な供給契約の締結を目指す。電池サイズや数量などは今後の協議で決定する。
パナソニックエナジーの只信一生社長は「マツダのような技術をリードするメーカーとの協業は『幸せの追求と持続可能な環境の調和』というミッション達成に向けた大きな一歩」とコメントした。
パナソニックHDは以前、ハイブリッド車やEV向けの角形電池も扱っていたが、20年にトヨタ自動車との合弁会社を設立して開発・製造を移管している。(桑島浩任)
22年の衣類国内供給量は前年比2.5%増だった。日本繊維輸入組合が公表した「日本のアパレル市場と輸入品概況2023」によると、数量は37億2770万点。コロナ禍の影響で落ち込んだ20年と比較すると、21、22年は回復基調だったが、19年実績(39億8432万点)には届いていない。
国内供給量は輸入の増加によって押し上げられた。輸入は2.6%増で、2年連続の増加。ただし、最大の輸入相手国である中国からの輸入は1%減だった。〝ゼロコロナ政策〟が影響したと見られる。ASEAN(東南アジア諸国連合)は13.8%増、バングラデシュは5.1%増で、全体をけん引した。
ASEANのうちベトナムは14.7%増と大幅に伸ばした。ミャンマーは62.3%増。軍事クーデター以降、「人権の観点で欧米からの受注が減少し、空いた生産スペースに日本のオーダーが入った」(繊維輸入関係者)ことで、日本向けの生産が増えたと見られる。
輸入は増えたが、国内生産は2.8%減の6690万点となった。輸入品の割合(輸入浸透率)は前年より0.2ポイント高い98.5%。比較可能な00年以降で最も高い割合となった。
一方、輸出は9.9%増の954万点。衣類供給量全体に占める割合はわずかだが、08年以来の900万点台となった。
[ハバナ 20日 ロイター] - キューバのマレロ首相やペニャルベル外務次官など高官らは11日間のロシア訪問を終えて帰国した。国営メディアが20日に報じた。米国による制裁を受ける両国は経済関係を強めており、5月に約30件もの貿易協定を結んだばかり。
両国は5月の貿易フォーラムで、キューバ産砂糖とラム酒の輸出を拡大し、同国への小麦と原油の供給を確保し、同国の劣化した観光施設を改修するための協力で合意していた。
ペニャルベル氏は帰国後に国営メディアのキューバ・ディベートに対し「われわれはドルの領域外で経済関係を持続する新しい道を探さなければならない」と述べた。
マレロ首相はロシア訪問中にミシュスチン首相とプーチン大統領と会談した。
ロシアの通信社は先週、マレロ氏の発言として、ロシアがキューバに年間164万トンの石油と石油製品を供給する用意があると報じた。
キューバはトランプ前政権が強化した米国の経済制裁によって食料、燃料、医薬品の不足に陥っている。
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[ハバナ 20日 ロイター] - キューバのマレロ首相やペニャルベル外務次官など高官らは11日間のロシア訪問を終えて帰国した。国営メディアが20日に報じた。米国による制裁を受ける両国は経済関係を強めており、5月に約30件もの貿易協定を結んだばかり。
両国は5月の貿易フォーラムで、キューバ産砂糖とラム酒の輸出を拡大し、同国への小麦と原油の供給を確保し、同国の劣化した観光施設を改修するための協力で合意していた。
ペニャルベル氏は帰国後に国営メディアのキューバ・ディベートに対し「われわれはドルの領域外で経済関係を持続する新しい道を探さなければならない」と述べた。
マレロ首相はロシア訪問中にミシュスチン首相とプーチン大統領と会談した。
ロシアの通信社は先週、マレロ氏の発言として、ロシアがキューバに年間164万トンの石油と石油製品を供給する用意があると報じた。
キューバはトランプ前政権が強化した米国の経済制裁によって食料、燃料、医薬品の不足に陥っている。
*カテゴリーを追加して再送します。
ファイザーは19日までに、15員環マクロライド系抗生物質製剤「ジスロマック細粒小児用10%」(一般名=アジスロマイシン水和物)について、他社の同種同効薬の供給不安により代替需要が発生している影響を受...
2023年6月20日
小山 堅 (日本エネルギー経済研究所 常務理事・首席研究員)
»著者プロフィール
5月21日に閉幕した主要7カ国首脳会議(G7サミット)では、グローバルサウスと呼ばれる新興国・途上国の首脳らも招き、混迷極める国際社会の新たな結束を世界へ呼びかけた。その背景には、トランプ政権後期からの米中対立激化に加え、ウクライナ侵攻で新たな局面を迎えた「世界の分断」がある。
力による現状変更を試みたロシアに対し、日米欧は結束して対峙し、世界の分断は、「西側」と「中露」の2軸による深刻な対立となった。これら2軸に属さない「第3極」を構成する主要国─インド、東南アジア、中東諸国など─を2軸側がそれぞれに取り込みを図る綱引きも発生している。こうして世界の分断は構造化・深刻化の度合いを深めている。冷徹な現実主義に立てば、この分断構造の存在と持続を前提とした国家戦略をそれぞれに考えていく必要がある。
世界の分断は安全保障重視の世界観形成につながる。分断深刻化の前は、自由貿易や国際分業が重視され、効率追求とコスト最小化が重要だった。しかし分断の世界では、追加的コストがかかっても戦略的に重要な資源・技術の国産化や同盟国・戦略的パートナー間での可能な限りの供給確保を図る動きが強まる。戦略物資のサプライチェーンを見る目が安全保障重視へと変化したのだ。当然、この潮流がエネルギー情勢にも影響を及ぼす。エネルギー安全保障が重視され、エネルギー自給率向上やエネルギーサプライチェーン構築を同盟国・戦略パートナーとの協力・連携で達成すべく最大の努力を実施し、多様化と緊急時対応能力の強化が重視されることになった。これらの点でも、中東やインド・東南アジアとの連携強化を図る動きが国際エネルギー秩序を左右する重要な要因となる。
今年は第一次石油危機から50年という節目のタイミングであり、深刻なエネルギー供給不安がエネルギー秩序の安定を根底から揺さぶる、という当時の教訓を改めて思い返すことも重要である。各国が他者を押しのけてでも自らのエネルギー安定供給確保に走ることは、エネルギー秩序の瓦解を招く。それがまさに第一次石油危機で発生した事象であり、瓦解した秩序を再構築するために設立されたのが国際エネルギー機関(IEA)であった。
本稿を執筆している5月末現在、国際エネルギー価格は昨年のピーク時よりも低下し一定の落ち着きを取り戻しているが、今後の展開は予断を許さない。新たな地政学事象によるエネルギー供給支障の発生、猛暑や厳冬による需要の急拡大、中国のエネルギー「爆食」再開などが起これば、国際エネルギー市場で「排他的ゼロサムゲーム」の争奪戦が発生する可能性も否定できず、50年を経て再びエネルギー秩序の安定が激震に晒される可能性もある。
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は、自社データセンター「白井データセンターキャンパス(白井DCC)」において、実質再生可能エネルギー由来の電力を利用希望者向けに供給すべく、非化石証書の直接調達を開始した。
白井DCCは千葉県白井市にて運用中の大規模データセンター。顧客の要望を受けてサーバーほか各種ネットワーク機器の運用・保管業務を行っている。近年の省エネ法改正をうけ、データセンター利用客側にエネルギー使用量の定期報告などが義務化されており、非化石エネルギー転換に向けた動きが今後加速するとみられている。
一般的に、環境価値を示す非化石証書を購入できるのは小売り電気事業者に限られている。そこでIIJでは、データセンターサービス利用者の脱炭素化推進のため、4月に一般社団法人日本卸電力取引所の非化石価値取引会員に加入した。これにより、IIJはFIT非化石証書の直接調達ができるようになる。
非化石証書に基づいた実質再生エネルギー由来電力を希望客に供給する取り組みは今夏開始の予定。
合わせてIIJでは、環境価値付き電力を白井DCC利用客間で割り当てるためのマッチングプラットフォームに関して、実証実験を行った。関西電力株式会社が開発中の「電力・環境価値P2Pトラッキングシステム」に実際の電力データを適用。電力供給の割り当て、証明が適切に自動化できているか検証した。2023年度中には、プラットフォームの商用化に向けた追加検証なども計画している。
出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤 俊一)は、全固体リチウムイオン二次電池(以下「全固体電池」)の普及・拡大へ向け、固体電解質の小型実証設備第1プラント※1(稼働開始:2021年11月)の生産能力を増強します(完工時期:24年度内を計画)。加えて本年7月より小型実証設備第2プラント※2の稼働も開始し、全固体電池の開発を進める自動車・電池メーカーなどへ、当社の固体電解質を着実に供給してまいります。
次世代型の電池の本命とされる全固体電池は、主に電気自動車(EV)における航続距離拡大・充電時間の短縮・安全性向上が期待されています。自動車・電池メーカー等は開発を加速させており、それに伴い材料ニーズがより一層高まっています。
当社は、全固体電池およびそれを搭載したEVの実用化に向け必要不可欠な固体電解質の性能の向上および量産技術の開発を加速させ、質と量の両面で応えることで、全固体電池の普及・拡大に貢献してまいります。
小型実証設備(第1プラント、第2プラント)で製造したサンプルを活用し、自動車・電池メーカー等のニーズを把握しながら開発を推進することで、迅速に適切な材料仕様を作り上げます。そして、小型実証設備での実証を足掛かりに、次のステージとなる大型パイロット装置での量産技術の確立※3とその先の事業化へつなげる計画です。また、材料メーカーと共同開発にも取り組み、新しい高性能材料の開発も行っています。
なお、事業化へ向けては、日本のみならず、グローバル目線での自動車・電池メーカーや材料メーカーとの共同取り組みを強化するため、以下の当社拠点を窓口・接合点として活用します。
当社は2050年カーボンニュートラル社会の実現に向け、2030年ビジョン「責任ある変革者」、2050年ビジョン「変革をカタチに」を掲げています。昨年11月に発表した中期経営計画(対象年度:2023~2025年度) では、下記「3つの事業領域」の社会実装を通して「人々の暮らしを支える責任」と「未来の地球環境を守る責任」を果たすことを表明しました。
本取り組みは、電気自動車(EV)や蓄電池などの普及拡大に寄与するものであり、上記3つの事業領域における「一歩先のエネルギー」、「多様な省資源・資源循環ソリューション」に向けた取り組みと位置付けています。
当社グループは今後も技術の力で、産業活動・一般消費者向けのカーボンニュートラルソリューションを提供し、カーボンニュートラル・循環型社会の実現に貢献してまいります。
2021年11月5日付
次世代電池向け固体電解質の商業生産に向けた実証設備の稼働開始
https://www.idemitsu.com/jp/news/2021/211105_2.html
2022年4月19日付
「硫化物系固体電解質の量産技術開発」がNEDOグリーンイノベーション基金に採択
https://www.idemitsu.com/jp/news/2022/220419_1.html
2022年6月23日付
Umicore社と全固体電池向け高性能材料を共同開発
https://www.idemitsu.com/jp/news/2022/220623_2.html
次世代型の電池の本命とされる全固体電池は、主に電気自動車(EV)における航続距離拡大・充電時間の短縮・安全性向上が期待されています。自動車・電池メーカー等は開発を加速させており、それに伴い材料ニーズがより一層高まっています。
当社は、全固体電池およびそれを搭載したEVの実用化に向け必要不可欠な固体電解質の性能の向上および量産技術の開発を加速させ、質と量の両面で応えることで、全固体電池の普及・拡大に貢献してまいります。
■固体電解質の事業化へ向けた当社の取り組み
小型実証設備(第1プラント、第2プラント)で製造したサンプルを活用し、自動車・電池メーカー等のニーズを把握しながら開発を推進することで、迅速に適切な材料仕様を作り上げます。そして、小型実証設備での実証を足掛かりに、次のステージとなる大型パイロット装置での量産技術の確立※3とその先の事業化へつなげる計画です。また、材料メーカーと共同開発にも取り組み、新しい高性能材料の開発も行っています。
■取り組みの概要図(当社中期経営計画資料より抜粋)
なお、事業化へ向けては、日本のみならず、グローバル目線での自動車・電池メーカーや材料メーカーとの共同取り組みを強化するため、以下の弊社拠点を窓口・接合点として活用します。
・Idemitsu Research and Business Development Europe AG (スイス・バーゼル)
・Idemitsu Advanced Materials Korea Co., Ltd.(韓国・京畿道烏山市)
・Idemitsu Americas Holdings Corporation(米国・カリフォルニア州サンノゼ)
当社は2050年カーボンニュートラル社会の実現に向け、2030年ビジョン「責任ある変革者」、2050年ビジョン「変革をカタチに」を掲げています。昨年11月に発表した中期経営計画(対象年度:2023~2025年度)では、下記「3つの事業領域」の社会実装を通して「人々の暮らしを支える責任」と「未来の地球環境を守る責任」を果たすことを表明しました。
本取り組みは、電気自動車(EV)や蓄電池などの普及拡大に寄与するものであり、上記3つの事業領域における「一歩先のエネルギー」、「多様な省資源・資源循環ソリューション」に向けた取り組みと位置付けています。
当社グループは今後も技術の力で、産業活動・一般消費者向けのカーボンニュートラルソリューションを提供し、カーボンニュートラル・循環型社会の実現に貢献してまいります。
※1第1プラント所在地:当社千葉事業所内(千葉県市原市)
※2第2プラント所在地:当社リチウム電池材料部内(千葉県袖ケ浦市)
※3 NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「グリーンイノベーション基金事業/次世代蓄電池・次世代モーターの開発」の一つとして採択されています。(対象期間:2022年度から2027年度の6年間を予定)
帝国データバンクは14日、2024年に経営統合を目指している日野自動車と三菱ふそうトラック・バスのサプライチェーン(供給網)は延べ約1万社に上り、2社に由来する年間売上依存額は1兆4260億円とする調査結果を発表した。統合が実現すれば、スケールメリットで取引数量の拡大が見込める一方、部品の共通化やサプライヤーの見直しなども想定される。統合がサプライチェーンにもたらす影響に注目が高まっている。
帝国データバンクが保有する22年時点のデータを基準に推計した。日野自向け取引が売上高の1%以上を占める企業は国内に5525社。日野自に由来する売上依存額の合計は推計で年9849億円という。
また、三菱ふそうのサプライチェーンにも属する企業は1251社。売上規模別では「1億―5億円未満」が最も多い。
三菱ふそう向け取引が売上高の1%以上を占める企業は国内に4249社で、三菱ふそうに由来する売上依存額の合計は推計で年4411億円。うちティア1(1次調達先)は1438社で、三菱ふそうに由来する年間売上高は全体の79・7%を占める。
売上規模別では日野自同様「1億―5億円未満」が最も多い結果となった。
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電気供給の障害で列車遅延 聯合ニュース三重県志摩市で開催中の先進7カ国(G7)交通相会合は17日、実質的な討議に入った。ウクライナを議題とした会議では、ロシアを非難するとともに、ウクライナを支援する方針で一致。強靱で持続可能な形でのインフラ復興の重要性を確認した。国際的なサプライチェーン(供給網)を確保するため、作業部会の設立に向けて検討を進めることでも合意した。
会議にはウクライナのクブラコフ副首相兼インフラ相も参加。冒頭のみ公開で、議長を務める斉藤鉄夫国土交通相は「(ロシアの侵攻は)国際的な交通網や供給網にも悪影響を及ぼしている。各国が一体となって解決すべきだ」と呼びかけた。
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水質浄化システム開発のウイルステージ(滋賀県草津市)が15日に公開した日本製紙釧路工場跡地でのシロザケの陸上養殖の実証実験は、サケの安定供給につながる可能性がある。加工品に欠かせないサケの不漁が続く中、水産加工場の多い釧路市の関係者は「育てる漁業」に期待する。...
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[14日 ロイター] - JPモルガンは2023年と24年の原油価格予想を引き下げた。世界的な供給増が需要の記録的な伸びを相殺するほか、在庫の積み増しが価格高騰リスクを低下させるという。
23年の平均価格予想を北海ブレント先物で従来予想の90ドルから81ドルに、米WTI先物で84ドルから76ドルに下方修正。24年は北海ブレントで98ドルから83ドルに、WTIで94ドルから79ドルに引き下げた。
23年の世界の石油供給量は日量220万バレル増加すると想定。需要の160万バレル増を上回るとした。
JPモルガンは「過去2年間の原油価格の高騰が、まさに本来の目的である供給意欲の喚起につながったことが、ますます明らかになってきている」と指摘。米国が生産増を主導しているほか、22年以降は石油輸出国機構(OPEC)非加盟国による供給が世界の需要に対応しており、OPECプラスの減産につながっているとした。
今年は中国、インド、中東での前例のない需要に牽引され、世界の石油消費量が過去最高の日量1億0140万バレルに達する可能性があるとした。
OPECプラスは昨年11月に原油市場は均衡に達すると見込んだが、JPモルガンは「OPECが現在行っている日量116万バレルの自主減産を2024年まで延長しても、来年はなお40万バレルの供給過剰になる」と予想した。
[14日 ロイター] - JPモルガンは2023年と24年の原油価格予想を引き下げた。世界的な供給増が需要の記録的な伸びを相殺するほか、在庫の積み増しが価格高騰リスクを低下させるという。
23年の平均価格予想を北海ブレント先物で従来予想の90ドルから81ドルに、米WTI先物で84ドルから76ドルに下方修正。24年は北海ブレントで98ドルから83ドルに、WTIで94ドルから79ドルに引き下げた。
23年の世界の石油供給量は日量220万バレル増加すると想定。需要の160万バレル増を上回るとした。
JPモルガンは「過去2年間の原油価格の高騰が、まさに本来の目的である供給意欲の喚起につながったことが、ますます明らかになってきている」と指摘。米国が生産増を主導しているほか、22年以降は石油輸出国機構(OPEC)非加盟国による供給が世界の需要に対応しており、OPECプラスの減産につながっているとした。
今年は中国、インド、中東での前例のない需要に牽引され、世界の石油消費量が過去最高の日量1億0140万バレルに達する可能性があるとした。
OPECプラスは昨年11月に原油市場は均衡に達すると見込んだが、JPモルガンは「OPECが現在行っている日量116万バレルの自主減産を2024年まで延長しても、来年はなお40万バレルの供給過剰になる」と予想した。
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カスタマーチームのウイリアムズF1、2026年以降も供給されるPUに懸念なし「規則が整ったので使えるPUは他と同じ」 オートスポーツweb13日の債券相場は超長期債を中心に上昇。日本銀行が15、16日に開く金融政策決定会合で現行の金融緩和策を継続するとの見方が多く、買い安心感が強まった。超長期債対象の流動性供給入札も順調に消化され、需要の強さが確認されたことも支援材料になった。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介シニア債券ストラテジストは、日銀の決定会合は無風予想が大勢で国内金利は上がりそうにないとの見方に加え、株高により年金基金のリバランスなど需給要因で超長期債が買われた可能性があると指摘。流動性供給入札の結果も「しっかりだった」と言う。
日銀は政策維持との予想大勢、市場機能改善し賃上げ途上-決定会合
先物 | 2年債 | 5年債 | 10年債 | 20年債 | 30年債 | 40年債 | |
148円26銭 | 不成立 | 不成立 | 0.415% | 1.000% | 1.235% | 1.405% | |
前日比 | 17銭高 | - | - | -1.0bp | -2.0bp | -3.0bp | -4.0bp |
日銀は午前の金融調節で10年国債を0.5%の利回りで無制限に買い入れる指し値オペを通知。債券先物の決済に使われる受渡適格最割安銘柄(チーペスト)対象の同オペも継続した。
残存期間15.5年超39年未満を対象に行われた流動性供給入札は、応札倍率が2.87倍と前回の同ゾーン入札(2.8倍)からやや上昇した。
日本債券: 流動性供給の過去の入札結果 (表)
13日の債券相場は超長期債を中心に上昇。日本銀行が15、16日に開く金融政策決定会合で現行の金融緩和策を継続するとの見方が多く、買い安心感が強まった。超長期債対象の流動性供給入札も順調に消化され、需要の強さが確認されたことも支援材料になった。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介シニア債券ストラテジストは、日銀の決定会合は無風予想が大勢で国内金利は上がりそうにないとの見方に加え、株高により年金基金のリバランスなど需給要因で超長期債が買われた可能性があると指摘。流動性供給入札の結果も「しっかりだった」と言う。
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先物 | 2年債 | 5年債 | 10年債 | 20年債 | 30年債 | 40年債 | |
148円26銭 | 不成立 | 不成立 | 0.415% | 1.000% | 1.235% | 1.405% | |
前日比 | 17銭高 | - | - | -1.0bp | -2.0bp | -3.0bp | -4.0bp |
日銀は午前の金融調節で10年国債を0.5%の利回りで無制限に買い入れる指し値オペを通知。債券先物の決済に使われる受渡適格最割安銘柄(チーペスト)対象の同オペも継続した。
残存期間15.5年超39年未満を対象に行われた流動性供給入札は、応札倍率が2.87倍と前回の同ゾーン入札(2.8倍)からやや上昇した。
日本債券: 流動性供給の過去の入札結果 (表)
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アジサイ卸値、前年並み 供給が安定 日本経済新聞
協定概要
災害発生時に水戸市に対し、食料品や飲料水、日用品などの生活必需物資を提供
「大東建託グループ防災ビジョン2030」は、「地域の“もしも”に寄り添う」という理念のもと、地域防災を平時と有事の両輪で支援し、当社グループ全体で災害時の地域の早期復興に寄与していくことを目指し策定されました。
当社は本ビジョンのもと、今後も全国展開のネットワーク活かした防災活動を進めるとともに、地域の各自治体との防災連携強化にも積極的に取り組んでいきます。
<関連ニュースリリース>
●「大東建託グループ防災ビジョン2030」を策定(2023年2月16日)
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2023/release_groupbousaivision_20230216.html
●「山口市と「災害時における物資供給に関する協定」を締結(2023年5月1日)
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2023/release_bousaikyotei_20230501.htm
【大東建託ニュースメディア”KENTAKU PRESS”】
日本ジェネリック製薬協会(GE薬協)の田中俊幸広報委員会委員長は10日、京都市で開催された日本医薬品情報学会総会・学術大会のシンポジウムでの講演後の質疑応答で、後発医薬品の不正製造を発端に始まった医...
ロイター編集
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[モスクワ 9日 ロイター] - ロシア外務省は9日、日本政府がウクライナに軍事装備を供給する決定を下したことを巡り、在ロシア日本大使を呼び抗議したと発表した。
日本は5月、ウクライナに約100台の軍事用車両の提供を約束した。これに対しロシアは、日本が提供するのは装甲車や全地形対応車だと指摘。日本側に対し「この措置は、敵対行為の激化とウクライナの人的被害のさらなる増加につながると伝えた」とした。
日本の輸出規則では、日本企業が殺傷能力のある物品を海外で販売することは禁止されている。
これに対し、在ロシア日本大使の上月豊久氏はアンドレイ・ルデンコ外務次官に対し、紛争の結果に対する責任を回避しようとするロシアの対応は「完全に不合理で、絶対に容認できない。ウクライナに対する侵略は、力によって一方的に現状を変えようとする試みで、明らかに国際法違反であり、絶対に受け入れられない」と伝えたという。
ファム・ミン・チン首相は6日、電力供給不足の解決策を促す公電第517号/CD-TTgを公布した。首相は公電の中で、エルニーニョ現象の影響により水力発電量が減少していることを背景に全国で電力不足が発生し、特に北部での影響が大きいと指摘した。
首相はこれを踏まえ、商工省をはじめとする関連機関やベトナム電力グループ(EVN)、ペトロベトナムグループ(PVN)、ベトナム石炭鉱産グループ(ビナコミン=TKV)などの企業に対し、電力不足が発生することのないよう、対策に取り組むよう促した。
このうち、商工省は10日までに、国家管理の有効性と効率性を高めるべく現在の電力供給状況、特に電力供給の保証に影響を与える要因を見直し、電力供給の困難に迅速に対応するための事前シナリオを策定するようEVNに緊急指導を行う。
同省はまた、2023~2025年および2026年以降の節電強化に関する首相指示草案を早急に策定しなければならない。
同省はさらに、EVNとの間で電力購買契約を締結していない建設済みの太陽光発電所・風力発電所との交渉を早期に完了させ、承認された電力開発計画に沿って送電網への投資を指導するための関連規定を見直し、その一環として事業投資において官民パートナーシップ方式(PPP方式)による投資を促進する。
EVNは節電対策を強化し、PVNとTKVはEVNの要求に応じてガスと石炭を十分に供給しなければならない。
なお、再生可能エネルギーへの投資を推奨する施策の一環として、太陽光発電所は2020年12月31日、風力発電所は2021年11月1日の期限までに商業運転を開始した発電所に対して固定価格買取制度(FIT)の買取価格(FIT価格)が20年間適用されることになっている。一方、期限までに商業運転を開始できなかった太陽光発電所・風力発電所85か所は、EVNとの間で個別に価格の交渉を行わなければならない。
訪日した中国政府系シンクタンク、中国国際経済交流センターの朱民副理事長=元中国人民銀行(中央銀行)副総裁=(70)が7日までに共同通信の取材に応じ、中国のGDP成長率が「今後5年間は5%か、それ以上を維持できる」との見方を示した。不動産市場の低迷や高齢化といった重点課題を抱えるものの、電気自動車(EV)や太陽光発電などクリーンエネルギー産業が発展を支えると強調した。
米中対立の焦点となっている半導体を巡っては台湾、日本、韓国で設備投資が加速しており「先端製品は数年後に供給過剰が起こる」と警鐘を鳴らした。その一方で、中国は汎用品に強く「世界と競争でき、大きな心配がない」とした。
中国は厳格な新型コロナウイルス対策を終了させ、世界経済復興のけん引役として期待がかかる。朱氏は成長の前提として「中国が改革と開放を続け、内需拡大を図ることが必要だ」と話した。
2023年の中国政府の成長目標「5・0%前後」は「安定重視の目標で問題ない」とした。将来は経済の実力を示す潜在成長率が4%台に下がるとも述べた。
全国で卵の供給不足と価格高騰が起こっている「エッグショック」の状況が少しずつ変わってきているようだ。
帝国データバンクが2023年6月6日に発表した「上場主要外食100社」卵メニュー休止状況調査(2023年6月)によると、5月9日時点で卵メニューの休止・休売した上場外食企業は27社となり前月比から2社減少した。
一方で、卵メニューを一部再開した企業は2社増え、エッグショックの影響に変化が起こっていることがわかった。
同社では、「鶏卵の調達ルートや在庫量、業態によって『エッグショック』の影響は二極化が進んだものの、外食産業における『卵メニュー』提供休止の圧力は徐々に緩和へ向かう兆しがみられる」と話している。
鳥インフルエンザの感染拡大に伴う卵の供給不足や価格高騰など、いわゆる「エッグショック」の影響に変化が出始めている。
上場する外食大手100社のうち、2023年に入って卵メニューの休止や休売に踏み切った、または表明した企業は6月6日時点で27社判明した。
帝国データバンクの調査によると現在、100社のうち2社は卵メニューの提供を一部再開しており、5月末までに提供再開し始め、調査開始以来初の減少に転じた。
同社では、
「鶏卵の調達ルートや在庫量、業態によって『エッグショック』の影響は二極化が進んだものの、外食産業における『卵メニュー』提供休止の圧力は徐々に緩和へ向かう兆しがみられる」
としている。